スーツが破れてもあきらめるのはまだ早い!

アフターケア

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

「ジャケットの背中の部分に穴が空いてしまったのですが直すことは可能ですか?」

 

 

 

 

先日、お客様からこんなお問い合わせをいただきました。今日はご質問に対する答えをブログにさせていただきます。

 

※分かりやすいよう以前に修理をしたパンツを事例にお伝えさせていただきます。

 

 

 

BEFORE

 

 

破れを直すことは可能か?

 

結論的に言いますと、

破れ方にもよりますが、可能な場合が多いです。有料になりますが、”カケツギ”(カケハギとも言います。)という技術で修復することができます。

 

 

 

AFTER

破れの後が見えないぐらい綺麗に修復されております。

 

 

これまでも破れの他に、誤ってタバコで穴を開けてしまったという方の修復もさせていただいたこともあります。

 

 

 

 

 

※写真を撮った時間帯がBEFOREとAFTERで違うため、色が違うように見えますが間違いなく同じ商品です。

 

 

カケツギとはどういうことをするのか?

 

カケツギとは破れている箇所をくりぬいて新しい布を織り込んでいくということを行います。とても繊細な作業で職人技と言える技術です。

 

 

新しい布とは?

 

織り込んでいく新しい布とは、スーツを購入した際に付いてくる「補修布」のことです。もしかしたら捨ててしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、万が一の破れのために保管していただくことをお勧め致します。

 

 

補修布がない場合は?

 

前述のように補修布を捨ててしまったという方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、ポケットの裏側など見えないところからくり抜いて移植することも可能です。

 

 


破れや穴あきのために折角のスーツを捨てるということはとても残念なことです。そんな際はあきらめずにぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎