スーツの取り扱いでやってはいけない6つのこと

アフターケア

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 


「スーツの取り扱いでやっちゃダメなことってあるんですか?」

 

先日、異業種交流会でお会いした方からこんなご質問を頂きました。

 

今日は折角購入したスーツをできるだけ長く着ていただくために、「取り扱いでやってはいけない」という視点から6つご紹介致します。

 

 

 

 


1.毎日同じスーツを着る

 

これまで何度かブログに書かせていただいておりますが、毎日同じスーツを着ますとシワが取れなくなり、型崩れの原因にもなります。1日着たら3日は休ませることを心がけましょう。

と言うのは、スーツの素材である天然のウールには復元性という特性があるからです。シワになってもハンガーに掛けて吊るしておけば自然にシワが伸びます。逆に毎日同じスーツを着れば、シワにシワを重ねていくことになり、アイロンを使ってもシワが伸びなくなってしまいます。

 

 


2.ジャケットを薄いハンガーに掛けて保管する

 

ペラペラのハンガーを使用することで型崩れの原因になってしまいますので、厚さ5cmほどのハンガーを使用するようにしましょう。

ジャケットは人体に着せている状態が一番シワになりにくいです。厚みのあるハンガーを使用することで、よりその状態に近づきます。

 

 


3.ポケットに物をたくさん入れる

 

ジャケットのポケットや内ポケット、パンツのポケットに財布、携帯電話、キーケース、名刺入れ、小銭などたくさん物を入れている方をたまにお見かけします。膨らんで見栄えが悪いですし、重みでシワや型崩れの原因になってしまいますので、物は鞄にいれましょう。

私もスマートフォンを内ポケットに入れるぐらいで、それ以外は一切ポケットを使用していません。

 

 


4.クリーニングに頻繁に出す

 

クリーニングに頻繁に出すことで型崩れがおきてしまいます。と言うのは、ドライクリーニングの際に使用する有機溶剤が生地にダメージを与えるからです。

汚れが無いようでしたらクリーニングはシーズン(半年)に1度で十分です。もしシワが気になるようでしたらクリーニング屋さんにアイロンだけをお願いされることをお勧め致します。

 

 


5.ビニールを掛けて保管する

 

ビニールを掛けて保管することで湿気が溜まり、その湿気が生地が傷めてしまいます。ビニールはスーツを持ち運ぶ際などの汚れ防止という意味で使用します。

スーツを購入した際やクリーニングから戻ってきた際などビニールをすぐに外してスーツバックなどの通気性の良いものを使用して保管するようにしましょう。

 

 


6.ジャケットを着て車を運転する

 

ジャケットを着ながら運転をするとシートベルトに締め付けられシワになってしまいます。(助手席、後部座席も同様)車を運転する際には必ずジャケットを脱いで運転しましょう!

 


上記6つのことがスーツの寿命を縮めてしまいます。スーツを取り扱う際にはご注意ください。

 

できる限り長く着ていただくためにも大切なことですのでぜひ参考にしてみてください!

 

 

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎