スーツの着こなし:脚長に見せる工夫

お悩み解決

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

スーツスタイルでもできるだけ脚を長く見せたい!

そんな風に思われる方が本当に多いのではないかと思います。

 

私もその一人です。

 

お会いしたことがある方の中には、既にご存知の方、薄々気づかれている方も多いと思いますが、実は、アプンティート高田はとても脚が短いです(笑)。それもかなりの短さです(泣)。密かに自分のコンプレックスでもあります。

 

今日は、そんな私が、1cmでも脚が長く見えるようにスーツを着る際に工夫していることを書かせていただきます。

 

 


脚長に見せるにはサイズ感が大切

 

脚を長く見せるには適切なサイズ感がすべてだと言ってしまっても良いと思います。なぜなら、同じ脚の長さでも、長い、短い、と印象が変わるのは視覚効果によるものだからです。

 

↓どちらも私です。左と右どちらが脚長に見えますか?

 

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左の方が脚が長く見えませんか?

 

それでは工夫していることを解説させていただきます。

 

工夫しているといっても、

①ポイントを上半身に上げ、脚が見える面積を増やす
②スリムに仕上げる

 

の2パターンだけです。

 


ポイントを上半身に上げ、脚が見える面積を増やす

 

脚長に見せるには、できるだけポイントを上半身にいくようにすること、脚が見える面積を増やすことが大切です。そうすれば、視覚効果で脚がやや長く見えます。

 


股上を深くする

 

股上をやや深くし、ウエストのポイントを上に上げつつ、同時に縦長に面積を増やします。細かいことですが意外に大切です。

 

※昔の年配の方が着られていたほどの深さではないのでご安心ください。

 


パンツ丈を適切な丈にする

 

脚を長く見せたいからといって、パンツ丈を長くし過ぎるのは逆効果です。なぜなら、ポイントが下に下がってしまうからです。上の写真右のようにパンツの裾がたわみ過ぎてしまいますと、ポイントが下がると同時にバランスが悪くなり、逆に脚が短く見えてしまいます。

 

脚長に見せるには、裾をあまりたわませず、スッキリとさせることが必要です。

 

私はファッション業界の人間ですので、少しオシャレを意識し短めな丈のパンツを履いておりますが、信頼感が大切な経営者の方にはワンクッションをお勧めしております。

ワンクッションとは、パンツの裾が脚の甲に当たってややたわむぐらいの丈の長さです。

 

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ワンクッションです。


ジャケット丈を少し短くする

 

ジャケット丈をやや短くすれば、ウエストのポイントを上に上げつつ、脚が見える面積が増え、脚長に見せることができます。

 

※短くし過ぎますと信頼感が損なわれてしまうので注意が必要です。

 

 


スリムに仕上げる

 

パンツをスリムに仕上げれば、脚長に見せることができます。俗に言うスラッとした印象です。

 

膝から裾にかけて細みに仕上げる

 

スリムに仕上げるといっても、スキニーデニムのように、上から下まで細く仕上げるということではありません。元々脚長な方はスキニーデニムを履いて、より脚長に見えるのですが、そうではない方、私のような人間は少し工夫が必要です。

 

大切なのは裾にかけて徐々に細くなっていることです。太い部分と細い部分との差が脚長にみせるコツです。

 

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膝から裾にかけて細みにしています。

 

ヒップ、わたり(太もも廻り)は少しゆとりを持ち、膝から裾にかけて細くすれば、わたりと裾で太さに差ができ、スラっとした脚長な印象を作ることができます。

 

太もも廻りはゆとりを持っているので、動きにくさを感じることはなく、着心地の良さも実現できます。

 

※太もものゆとりとは、タックを入れるという意味ではありません。

 


パンツは印象を整える意味でとても大切なアイテムです。少しの工夫で脚を長く見せることができます。オーダーであれば自由に工夫することが可能です。

 

私は、自分の脚が短いため工夫をしてきた経験と、パンツ専業のメーカーに7年勤めていた経験があり、寸法のバランス設定に自信があります。また、アプンティートの研究を重ねた型紙(洋服の設計図)はとてもスタイルの良い脚長な印象を作ることができます。

 

パンツをとても気に入っていただき、単品パンツをオーダーしていただけるお客様も多数おられます。

 

ぜひ、一度お試しください!

 

 

愛知県名古屋市東区葵 

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎