スーツのお手入れ方法:ブラッシングの手順

アフターケア

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

折角オーダーで作ったスーツが半年でクタクタになってしまったという経験はありませんか?スーツは経営者にとって戦闘服とも言えるとても大切なものです。クタクタのスーツを着ているだけで非常にだらしない印象を作ってしまいます。

 

スーツが傷む原因の一つに「ホコリ」が考えられます。ホコリは繊維の中に入り込み、生地を傷める原因となります。

 

今日はホコリへの対策、できる限りスーツを長く、カッコよく着ていただくためのブラッシングのやり方について書かせていただきます。

 


毎日ブラッシングを心がける

 

スーツを着て1日仕事をすると、目には見えませんが、かなりの量のほこりが付着しています。スーツの寿命を長くするためには、ほこりを取り除くことがとても大切です。

 

 

ブラシは豚毛か馬毛がお勧め

 

ブラシは豚毛や馬毛のように天然のものがお勧めです。天然毛は静電気が起こりにくく、生地に優しいため、スーツを傷めることなくほこりを落とすことができます。

 

 

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ハンガーに掛けてブラッシングをする

 

ジャケットは厚さ5cmほどのハンガー、パンツは裾を挟むタイプのハンガーに掛けてブラッシングをしていきます。

 

 

下→上、上→下という順番でブラッシングをする

 

ブラッシングは向きによって効果が異なります。それは生地の毛並みには一定の向きがあるからです。

 

まず下から上にブラッシングをすることでほこりをかき出します。そして、上から下にすることで繊維の毛並みを整え、生地の光沢を保ちます。

 

※パンツは逆さに吊るしているため、上→下、下→上の順番になります。

 

 

襟やラペルの裏側、ポケットもブラッシングする

 

一通りのブラッシング後、襟やラペルの裏側、ポケットの中をブラッシングしていきます。裏側やポケットの中は意外とホコリが溜まっています。必ず裏返しにしてブラッシングをしていきましょう。

 

 

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普段何気なく着ているスーツも毎日のお手入れが重要になります。ブラッシングは手間ではありますが、心がけていただくことでスーツの寿命を伸ばすことができます。折角のスーツをできるだけ長く着ていただくためにも、着る毎のブラッシングを心がけましょう。

 

 

愛知県名古屋市東区葵 

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎