こんにちは！アプンティートの高田総一郎です。

スーツを着られたことがある方であれば、誰もが直面する問題の一つにシワのお手入れが挙げられると思います。折角のスーツに見苦しいシワは相応しくないですよね？

今日は誰でも簡単にできるスーツのシワを防ぐ（伸ばす）ポイントを書かせていただきます。

シワができないよう注意する

そもそも論になってしまいますが、大切なポイントです。例えば、ジャケットを椅子にかけておくのではなく、ハンガーにかける。椅子にもたれるときは体重を背中にかけすぎない。車に乗る際には必ずジャケットを脱ぐなど、細かな気づかいにより、シワを防ぐことができます。

スーツを着るローテーションを守る

１日来たら３日は休ませることをお勧めしております。上質な素材には、着るローテーションをきちんと守りハンガーにかけておくことで、細かいシワであれば自然に伸びるという特性があります。

もしローテーションを守らなければ、シワにシワを重ねていくことになり、アイロンをかけてもとれない状態になる場合もあります。

スーツをできるだけ長く着ていただくためにはローテーションを守るということが本当に大切です！

ブラッシングをする

ブラッシングの役割は、汚れをかき出し繊維を整えることです。シワになっている部分は、目には見えませんが繊維が潰れておりますのでブラッシングで繊維を起こし、シワがとれやすい状態にします。

ジャケットとパンツは別々のハンガーを使用する

ジャケットは厚さ５cmほどの肩幅が合っているジャケットハンガーにかけます。厚みがあるハンガーにかけることで型崩れを防ぐことができます。パンツは裾を挟むタイプのハンガーにベルトをしたまま逆さに吊るし、ベルトの重みでシワが伸びるようにします。

別々のハンガーを使うことが、それぞれのアイテムに合ったお手入れ方法です。

霧吹きでお湯を吹きかける

ジャケットの背中の部分や、腕の内側、パンツの膝の裏など、直接吹きかけ生地に水分を与えることで繊維を膨らまし、シワを伸ばすことができます。

ほとんどの場合、数日経てばシワは消えていきます。

霧吹きをかけられた際は、風通しの良いところで陰干しをしましょう。

スチームアイロンを使用する

上記の方法でもとれない頑固なシワにはスチームアイロンがお勧めです。蒸気をあてることでシワを簡単にとることができます。

蒸気をあてる際にセンタープレスまで伸ばしてしまわないよう注意しましょう！

いかがでしたでしょうか？

どなたでも簡単にできるお手入れのポイントについて書かせていただきました。

スーツのシワは百害あって一理なしです。上記のポイントを参考にお手入れされることを強くお勧めいたします。

シワのお手入れをすることで、素敵に着こなしながら、スーツの寿命を伸ばすこともできます。

ぜひ実践してみてください！

愛知県名古屋市東区葵　

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito（アプンティート）

代表　高田総一郎