暑い夏でも総裏地のスーツをお勧めしている理由

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

「総裏」「背抜き」

スーツを買われたことがある方ならこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。では、それぞれの特徴をご存知でしょうか?

 

今日は、私が夏でも総裏地(以下総裏)のスーツをお勧めする3つのポイントを書かせていただきます。

まず、それぞれの違いからご説明いたします!

 

総裏と背抜きの違い

 

 

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総裏とは、文字通り、裏地を総張りしている仕様のことを言います。

 

 

 

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背抜きとは、背中の部分の裏地を省いた仕様です。暑い夏に少しでも通気性を良くし涼しくするために日本では一般的になりつつあります。

 

 

背抜きは既製品ショップに多い

 

夏のシーズンになりますと、ショップには背抜きのスーツが多く並び販売されています。

 

既製品を購入されている方には馴染みが深いのではないでしょうか?

 

涼しく着れるというメリットがある背抜きですが、なぜ私が総裏をお勧めするのかを以下に書かせていただきます。

 

型崩れを起こしにくい


総裏は背抜きに比べて明らかに型崩れを起こしにくいです。逆に背抜きは背中の裏地が無い分、スーツ生地が補強されずに、型崩れを起こしやすいです。背中はスーツの中でも一番広い部分ですので、そこから崩れ出すと、一気に全体の見栄えも悪くなってしまいます。

 

シワになりにくい


総裏は裏地でガードされているため、表側にシワが響きにくいのですが、背抜きは背中がダイレクトに当たるためシワになりやすいです。椅子にもたれた時などは、表側からも裏側からも圧力がかかるため、特に注意が必要です。

 

背中が透けない


総裏はもちろん背中が透けることはありません。背抜きは背中が透けシャツが見えてしまうため、折角のスーツもカジュアルな印象になってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか?

 

冬には当たり前のように着られている総裏のスーツですが、背抜きスーツと比較すると実はたくさんの長所があります。

 

より紳士的な着こなしをされたいということでしたら、間違いなく総裏をお勧めいたします。

 

それでも人一倍暑がりな方は、サマーウールなどの夏用の素材を使ったスーツを試されると良いと思います。

ブログ→スーツで暑い夏を涼しく過ごすための3つのポイント

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

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愛知県名古屋市東区葵 

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎