経営者のための着こなし術⑺
シャツ
~エレガンスとは目立つことではなく記憶に残ることだ~
ーGIORGIO ARMANIー
おはようございます!アプンティートの高田総一郎です。
『経営者のためのスーツ着こなし術』
今日で第七回目です。
毎回、反響をいただいております。
特に、第六回の「アプンティートならではの型紙、シルエット」に関して、たくさんの方からコメントをいただきました。
「洋服は型紙が命!初めて知った!」
「確かに、体型に合わせたらカッコ良いスーツはできないね!」
「一度作ってみたい!」
僕のブログを読んでいただいているということが、とても嬉しいです。
本当にありがとうございます!
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経営者のためのスーツ着こなし術⑴
経営者のためのスーツ着こなし術⑵
経営者のためのスーツ着こなし術⑶
経営者のためのスーツ着こなし術⑷
経営者のためのスーツ着こなし術⑸
経営者のためのスーツ着こなし術⑹
今回もやはり、書かせていただきます。
経営者の目指すべき着こなしは・・・、
自信に溢れ、ビジネスのスタンスが変わる着こなし
周囲の人から、”さすが”と信頼される着こなし
です。
エレガンスを直訳すると「上品な美しさ、優雅、気品」です。
外見だけではなく、考え方、振るまいにも気品があってこそ、人々の記憶に残ると言えるのかもしれません。
装いには、内面、振るまいまで変えてしまう力があると僕は信じております。
今日はシャツの着こなし術について書かせていただきます。
第二回の着こなし5か条でも書かせていただきましたが、シャツもジャストサイズで着ていただくことをお勧めしております。
ただ、一言でジャストサイズと言っても、意外にシャツは難しいところがあります。
なぜなら、
「首」があるからです。
平均的な体型の方は既成シャツでもジャストサイズで十分着こなせると思いますが、まれに首の太さと体型が合わない方がいらっしゃいます。
例えば、
首の太さに合わせると肩のサイズがかなりオーバーサイズになってしまう。
首の太さに合わせると袖丈が非常に短い。
実際にこんなお悩みを持ったお客様がいらっしゃいました。
こんな方は、ぜひ、オーダーでシャツを作られることをお勧めいたします。
では、着こなし術です。
⑴シャツ素材は綿100%のものを選ぶ
一番パリっと着こなせるのが綿100%です。経営者には、天然100%のものが相応しいと思います。
⑵カラーは白、サックスブルー、ロンドンストライプがお勧めです。
クラシックな着こなしの定番です。
サックスブルーシャツ
ロンドンストライプ
⑶首のサイズをジャストサイズにする
実寸プラス2~3cmが理想です。綿100%はクリーニングで縮むこともありますので、窮屈が苦手な方は3cmを選ぶと良いと思います。
首のサイズがオーバーサイズなのは、非常にだらしない印象になってしまいますので、ジャストサイズが鉄則です。
⑷裏前たてのシャツを選ぶ
スーツに合うクラシックなシャツは裏前たてが基本です。日本のシャツ売場には、表前たてのシャツが非常に多いですが、表前たては本来カジュアルシャツの仕様です。
経営者の方には、ぜひ、正当な着こなしである裏前たてをお勧めいたします。
裏前たて
表前たて
⑸胸ポケットをなしにする
クラシックなシャツは胸ポケットなしが正解です。あれば便利ではありますが、経営者の方にはポケットなしのシャツを着こなしていただきたいです。
⑹衿の形
お好みではありますが、アプンティートでは、カッタウェイ、セミワイド、ボタンダウンの3種類をお勧めさせていただいております。
カッタウェイ
ネクタイ着用、未着用、共に様になる形です。
セミワイド
ネクタイ着用の際、様になる形です。未着用の際は、やや、だらしない印象になってしまいます。
ボタンダウン
ネクタイ未着用の際のみです。ボタンダウンでネクタイ着用することは、実はルール違反です。
⑺アームホールを浅くする
浅くすることで、スタイリッシュな印象を作ることができます。
⑻第二ボタンを下に下げる
第二ボタンを通常より下に3cm下げることをお勧めしております。
こんな経験はないでしょうか?
第一ボタンを開けるだけでは少し物足りない、ただ、第二ボタンを開けるとだらしない印象になってしまう。
下に3cm下げることで、ちょうど良い開き具合になります。
いかがでしたでしょうか?
シャツ購入の際の参考にしていただけたら幸いです。
次回はネクタイの着こなしについて書かせていただきます。
ぜひ、楽みにしていてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン
Appuntito(アプンティート)