経営者のためのスーツ着こなし術⑸
カッコいい経営者の着こなし
~心構えこそがすべて~
ーDIANE von FURSTENBERGー
おはようございます!アプンティートの高田総一郎です。
『経営者のためのスーツ着こなし術』
本日、第五弾です。
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経営者のためのスーツ着こなし術⑴
経営者のためのスーツ着こなし術⑵
経営者のためのスーツ着こなし術⑶
経営者のためのスーツ着こなし術⑷
今回も書かせていただきますが、
経営者の目指すべき着こなしは・・・、
自信に溢れ、ビジネスのスタンスが変わる着こなし
周囲の人から、”さすが”と信頼される着こなし
です。
「心構え」
非常に単純な言葉ではありますが、これのない経営者はいないのではないかと思います。「覚悟」とも言えます。
ただ、経営者も人間です。時には心が押し潰されることもあるかもしれません。
しかし、そんな姿を周囲に見せるわけにはいかないと思います。
装いは、マインドを保つ、一つの選択肢にもなりえます。
思わずスイッチが入ってしまう”戦闘服”のような一着。
そんな渾身の着こなしをご提供したいと心から考えております。
今日はスーツのパンツの着こなし術について書かせていただきます。
パンツは、印象を作る上で、非常に重要なアイテムです。印象を変えるのがジャケットやベストなどのトップスだとしたら、印象を整えるのがパンツだと言えます。
”パンツとは印象を整えるもの”
ぜひ、知っていただきたいです。
アプンティート高田、以前はパンツ専業のメーカーで働いておりましたので、パンツにはうるさいです!
⑴パンツは、できるだけスリムに履きましょう
ふくよかな方ですが、パンツが細みなので印象が整っていると思いませんか?
パンツを細みにしていただくことで、足長なスラっとした印象を作ることができます。
「細みのパンツは動きにくいから嫌だ!」
お気持ちは分かります。
ただ、ほとんどの場合、慣れだったりします。慣れてしまえば絶対癖になります。
また、慣れてないせいか、破れることを気にされる方もおられますが、ヌード寸法から、アプンティート独自の公式に基づいてサイズ決めを行えば、破れることはまずありません。
⑵膝から裾をスリムにする
スリムの続きです。
よく動くヒップ廻り、太もも廻りには少しゆとりをとり、膝から裾にかけてスリムにすることで、動きやすいまま、スラっと整った印象を作り出すことができます。膝から裾にかけて細くしても、さほど動きやすさに影響は出ません。
裾の幅は、普通の体型の方で17cm~18cmにするとスリムなパンツになると思います。
膝幅はアプンティート独自の公式で計算しております。
⑶クリースラインには常に注意を払う
クリースラインとはパンツのセンタープレスのことを言います。
必ずクリースラインがくっきりと入っているパンツを履きましょう。消えかかっていては非常にだらしない印象になってしまいます。
消えかかった時は、手間ではありますが、アイロンを掛けましょう。
クリーニング屋さんではアイロン掛けのみもやっています。
ご自宅でアイロンを掛ける際は、必ず洗濯ネームの絵表示を確認のもと、ハンカチなどの別布を1枚挟んでアイロンをかけることをお勧めします。
⑷シロセット加工
クリースラインの続きです。
シロセット加工とは、クリースラインが消えにくくなる魔法のような加工のことです。
アプンティートでは、オーダーいただけるすべてのパンツにシロセット加工を施しております。
お忙しい経営者の方々の手間をできるだけ無くせればと思っております。
⑸パンツ丈
スリムに作られた場合は、ノークッションまたは、ハーフクッションがお勧めです。足元のたわみを無くすことで、スッキリとした印象を作りだすことができます。
足の先端をできるだけシャープにすることが、印象を整える上でのポイントです。
スリム×ノークッション
スーツでこのたわみはNGです。少なくともワンクッションにしましょう。
⑹裾の仕様
裾の仕様はシングル、ダブルとあります。
シングルはよりドレッシーな印象を作り、ダブルはややカジュアルな印象を作ります。
いかがでしたでしょうか?
装いの中で、パンツがいかに重要かということを知っていただければ幸いです。
次回はアプンティートこだわりの「型紙」について書かせていただきたいと思います。
ぜひ、楽しみにしていてください!
愛知県名古屋市新栄
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎