経営者のためのスーツ着こなし術⑷
カッコいい経営者の着こなし
~私は服をデザインするのではない、
夢をデザインしている~
ーRALPH LAURENー
おはようございます!アプンティートの高田総一郎です。
『経営者のためのスーツ着こなし術』
今日は第四弾です。
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経営者のためのスーツ着こなし術⑴
経営者のためのスーツ着こなし術⑵
経営者のためのスーツ着こなし術⑶
今回も書かせていただきますが、
経営者の目指すべき着こなしは・・・、
自信に溢れ、ビジネスのスタンスが変わる着こなし
周囲の人から、”さすが”と信頼される着こなし
です。
仕立屋として、世の中の経営者の方々が皆、こんな着こなしができていれば最高だと思います。
アプンティートのコンセプトである「装うことで生まれる自信を世界中の経営者にお届けする」「最高の経営者に、最高のスーツを提供し、最高のビジネスを展開していただく」
”スーツを通して経営者のみなさまのビジネス発展のサポートをする!目的や夢実現のお手伝いをする!”
「夢をデザインする」というカッコ良いことは言えませんが、この最高の仕事をいつまでも続けたいと心から思います。
今日はスーツのジャケットの着こなし術の2回目です。
着こなし術⑶と併せて読んでいただければ幸いです。
アプンティートでは、研究に研究を重ねた独自の「型紙」に基づき、スーツを仕立てさせていただいております。お客様の身体に合わせ過ぎたスーツの提供はしておりません。
「えっ?オーダーなんだから体型に合わせるのが常識でしょ?」
と思われがちですが、当店ではそれをお勧めしておりません。
なぜなら、身体に合わせ過ぎて作られたスーツはカッコ良いとは言えないからです。
この点は、第六弾で詳しく書かせていただきますので、ぜひ、楽しみにしていてください!
オーダーによる、オーダーならではの、着こなし術をご紹介していきます。
⑴肩幅をジャストサイズにできる
何度も書かせていただいている鉄則です。
ジャストサイズはやや窮屈ではありますが、着慣れると全く気にならなくなります。
オーダーでは当然のことながら、肩幅をジャストにできます。また、撫で肩や怒り肩への対応も可能です。
⑵胴廻りの寸法を調整できる
胴廻りの寸法は、スーツの美しいシルエットを構築していく上で非常に重要だと言えます。アプンティートでは、独自の公式に基づき、お客様のヌード寸法に応じてご提案させていただいております。肩幅、胸廻り同様、ジャストサイズがお勧めです。
ジャストサイズでボタンを留めた際にできるシワは”美しいシワ”だと言えます。シワを回避するためにはサイズ感を大きくするしかなく、野暮ったいスーツになってしまいます。
⑶着丈を調整できる
前回も書かせていただきましたが、着丈は印象の良いバランスを作る上で重要です。
アプンティートでは、独自の公式に基づき、身長から最適な着丈を割り出し、ご提案させていただいております。
⑷ラペルのデザイン、幅の調整ができる
ラペルはスーツの顔だと言えます。デザインや幅で大きく印象を変えることができます!
デザインは大きく分けて2種類あります。
ノッチドラペル(シングルボタンのジャケットに使用されます)
ピークドラペル(主にダブルボタンのジャケットに使用されます)
幅は、
細くしていただくと縦長でシャープなイメージを作りだすことができます。スタイリッシュな印象を作られたい方にお勧めです。
太くしていただくとインパクトのある印象を作りだすことができます。存在感を出されたい方にお勧めです。また、ラペルを太くすることにより、視覚効果で小顔に見せることもできます。
⑸フロントカット
フロントカットとはこの部分のことを言います。
意外に知られておりませんが、フロントカットでも印象を変えることができます。ジャケットの隠れた顔だと言えます。
アプンティートでは、こだわりのカットをご提案させていただいております。
既製品と比較しますと・・・、
COMME des GARCON
DOLCE & GABBANA
Appuntito
視覚効果でスマート印象を作り出せます。
⑹アームホールを調整できる
アームホールとはこの部分一周のことを言います。
アームホールを浅くすると、手が挙げやすくなるばかりか、スタイリッシュな印象を作りだせるので浅くすることをお勧めしております。
⑺袖幅を調整できる。
袖つつ上部から袖口までの幅を細くし、無駄を無くすことでスタイリッシュな印象をつくることができます。袖幅が太すぎると野暮ったい印象になってしまいます。
※アームホール、袖幅ともに、既製品のスーツは寸法に最大公約数をとるので若干深め、太めに作ってあるものです。
いかがでしたか?
オーダーによる、オーダーならではの着こなしについて書かせていただきました。(着こなしというよりはできることですが・・笑)
このようにジャストサイズにすることで、さらに自信の持てる「渾身の一着」を作ることができます。
次回はパンツの着こなし術について書かせていただきます。
ぜひ、楽しみにしていてください!
愛知県名古屋市新栄
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎