経営者のためのスーツ着こなし術⑶
カッコいい経営者の着こなし
~ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ~
ーYves Saint-Laurentー
おはようございます!アプンティートの高田総一郎です。
『経営者のためのスーツ着こなし術』
本日、第三弾です。
第一弾、第二弾はこちら↓
経営者のためのスーツ着こなし術⑴
経営者のためのスーツ着こなし術⑵
毎回、書かせていただきますが、
経営者の目指すべき着こなしは・・・、
自信にあふれ、ビジネスのスタンスが変わる着こなし
周囲の人から、’’さすが’’と信頼される着こなし
です。
スーツを着こなすことで、経営者としてのスタイル、ブランドを確立できれば最高だと思います。
それは、ファッションということだけでスーツを着こなすのではなく、ある種の’’戦闘服’’として着こなすということだと思います。
ビジネス魂にスイッチを入れ、お仕事に対する臨戦態勢を整える。そうすることで、立ち振る舞いからすべてが「経営者」になり、さらに信頼のおかれる存在になる。
一過性のことではなく、常に意識があれば、永遠のスタイル確立につながるかもしれません。
今回はスーツのジャケットの着こなしについて書かせていただきます。
ジャケットなどのトップスは、印象を作る上で非常に重要なアイテムです。信頼される、きちんとした着こなしをしたいものです。
⑴肩幅をジャストサイズにする
前回の着こなし5ヶ条でも書かせていただきましたが、基本中の基本、鉄則です。
ジャストサイズはやや窮屈ではありますが、着慣れると全く気にならなくなります。
’’スーツは肩で着る’’
名言だと言えます。
⑵胸廻りをジャストサイズにする
フロントのボタンを閉じた状態でこぶしが一つ入るぐらいの余裕があれば十分です。
このサイズ感もやや窮屈さはありますが、着慣れると癖になってしまいます。
⑶袖丈はシャツ袖が1~1.5cm覗くぐらいにする
意外に大事なバランスです。短すぎることは論外ですが、長すぎても非常にだらしない印象になってしまいます。
⑷着丈はお尻が7~8割ほど隠れるぐらいにする
大事なバランスです。長すぎては野暮ったい印象に、短すぎては誠実さに欠ける印象になってしまいます。
(※最適な着丈の公式があります。それについては次回書かせていただきます。)
覚えてますか?(笑)
極端な例ではありますが、非常にだらしない印象ですよね?
注目すべき点は、胸廻りはジャストサイズなのに、袖丈と着丈が長いためにこんな印象になってしまいうということです。袖丈と着丈のバランスは大事だということが分かります。
⑸脇ポケットのフラップは屋外では外に出し、屋内では中にしまう
意外と知られていない細かいルールです。
⑹フロントのボタンはすべて留めない
2つボタンスーツでは上のみ、3つボタンスーツでは真ん中のみ留めるのがルールです。すべて留めることは野暮だと言えます。
また、立っているときは、留めるべきですが、座っているときは外すのがルールです。座った際にボタンを留めていては、見苦しいシワができてしまい、エレガントさに欠けます。
いかがでしたか?
ここまで、既製スーツでも留意できるジャケットの着こなしについて書かせていただきました。
参考にしていただけたら幸いです。
次回は、オーダーによる、オーダーならではのジャケットの着こなし術について書かせていただきます。
ぜひ、楽しみにしていてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎