スーツの型崩れを防ぐために
お悩み解決,アフターケア
こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。
先日、お客様がご来店されジャケットを預からせていただいた時にこんなことがありました。
ジャケットが重い!
よく見ると、ジャケットのポケット、内ポケットに携帯電話、キーケース、財布などたくさん物が入っていました。
「たくさん物を入れると、型崩れが起きたり、シワになったり、傷みが早いですよ!物は鞄にしまっていただくことがお勧めです。」
とお伝えさせていただきました。
型崩れのが起こる2つの原因
型崩れと言うのは、”変形して見栄えが悪くなった””アイロンをかけたのに元のように戻らない”という状態です。
型崩れは同じスーツを毎日着てローテーションを守らなかったり、ポケットに物をたくさん入れ負荷をかけたりすることで起こります。
型崩れは直らない
シワや汚れ、破れなどは、それぞれの対処をすれば直すことができますが、型崩れだけは直すことができません。
また、型崩れの起きたスーツを着ていると、他人の目からは”カッコいいスーツ”とは映りません。
型崩れを防ぐために
①着るローテーションを守る
②ポケットに物を入れない
徹底していただくことを強くオススメ致します。
スーツ生地の原料であるウールには、復元性があります。ハンガーに掛けて3日吊るしておくだけで、細かなシワはとれてしまいます。このブログにも何回か書かせていただいておりますが、「1日着たら3日は休ませる」ローテーションを守りましょう!
ポケットに入れるのはハンカチと名刺入れ(分厚いものはやめましょう)だけにして、その他は鞄にしまいましょう!
心がけていただければ、1年後に型崩れを起こして折角のスーツを台無しにする心配はなくなりますし、2年、3年と寿命を延ばすことができます。
ぜひ参考にしてみてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎