ジャケットのポケットの蓋、外に出してますか?中にしまってますか?

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

「ジャケットのポケットの蓋は外に出すのが正しいですか?それとも中にしまうのが正しいですか?」

 

お客様からよくいただくご質問です。

 

実はこのポケットの蓋にはルールがあります。今日はそんなことについて書かせていただきます。

 

 

 

 

屋外では外に出し、室内では中にしまう

 

先に答えを書きますと屋外では外にだし、室内では中にしまうのがルールです。

 

蓋の歴史を踏まえながらなぜなのかを詳しく書かせていただきます。

 

まず、ポケットの蓋は別名「雨蓋」と言われます。その名の通り雨を防ぐためのものです。

 

その昔、スーツというのは宮廷内(室内)で装うものであり、屋外で着るという習慣が無かったそうです。つまり雨に降られないため、そもそもポケットに蓋が必要無かったということです。

 

ちなみに室内でしか着ることのないタキシードには雨蓋は付いておりません。

 

室内で着る場合はポケットの蓋が不必要だということから、室内では中にしまうというルールになっております。

 

 

中にしまう

 

 

そして、スーツは室内で装うものから、次第に屋外で着るものに進化し現在のビジネススーツができたと言われています。

 

屋外で着た際に、雨を防ぐ意味を込めて雨蓋が付けられるようになりました。

 

そんな流れから屋外では雨蓋を外に出すというルールが生まれました。

 

 

外に出す

 

 

屋外から雨蓋を外に出し、室内に入った際にさりげなくしまうのが紳士的な着こなしです。

 

ぜひ意識してみてください!

 

 

 

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎