スーツの取り扱いでやってはいけない7つのこと
アフターケア
こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。
今日は折角購入したスーツをできる限り長く着ていただくために、「取り扱いでやってはいけないこと」を7つご紹介させていただきます。
これをやらないだけでスーツは長持ちすると思います。ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
1.毎日同じスーツを着る
これまで何度かブログに書かせていただいておりますが、毎日同じスーツを着ますとシワが取れなくなり、型崩れの原因にもなります。1日着たら最低3日は休ませることを心がけましょう。
と言うのも、スーツの素材である天然のウールには復元性という特性があるからです。シワになってもハンガーに掛けて吊るしておけば自然にシワが伸びます。逆に毎日同じスーツを着れば、シワにシワを重ねていくことになり、アイロンを使ってもシワが伸びなくなってしまいます。
2.ジャケットを薄っぺらいハンガーに掛けて保管する
ペラペラのハンガーを使用することで型崩れの原因になってしまいますので、厚さ5cmほどのハンガーを使用するようにしましょう。
ジャケットは人体に着せている状態が一番自然な状態と言え、シワになりにくいです。厚みのあるハンガーを使用することで、その自然な状態に近づきます。
↑のように厚さのあるハンガーを使用しましょう
3.ポケットに物をたくさん入れる
ジャケットのポケットや内ポケット、パンツのポケットに財布、携帯電話、キーケース、名刺入れ、小銭などたくさん物を入れている方をたまにお見かけします。重みでシワや型崩れの原因になってしまいますので、物は鞄にいれましょう。膨らんで見栄えも悪いです。
私もスマートフォンを内ポケットに入れるぐらいで、それ以外は一切ポケットを使用していません。
4.クリーニングに頻繁に出す
クリーニングに頻繁に出すことで型崩れがおきてしまいます。と言うのも、ドライクリーニングの際に使用する有機溶剤が生地にダメージを与えることと、洗うという工程そのものがスーツに負荷をかけるからです。
汚れが無いようでしたらクリーニングはシーズン(半年)に1度で十分です。もしシワが気になるようでしたらクリーニング屋さんにアイロンだけをお願いすることをお勧め致します。
5.ビニールを掛けて保管する
ビニールを掛けて保管することで湿気が溜まり、その湿気が生地が傷めてしまいます。ビニールはスーツを持ち運ぶ際などの汚れ防止という意味でのみ使用します。
スーツを購入した際やクリーニングから戻ってきた際にビニールが掛かっておりますが、すぐに外してスーツバックなどの通気性の良いものを使用して保管するようにしましょう。
6.ジャケットを着て車を運転する
ジャケットを着ながら運転をするとシートベルトに締め付けられシワになってしまいます。(助手席、後部座席も同様)車を運転する際には必ずジャケットを脱いで運転しましょう!
7.斜め掛けのカバンを肩から掛ける
お仕事上仕方ないケースもあるかもしれませんが、書類などたくさん入った重い斜め掛けカバンを肩から掛けることでスーツに大きなダメージを与え、型崩れの原因になってしまいます。
カバンはできる限り持ち手のあるカバンを使用するようにしましょう。
上記7つのことがスーツの寿命を縮めてしまいます。逆に、上記のような取り扱いをせず、ビジネスだけで使用していればそれほど消耗することは無いと思います。
できる限り長く着ていただくためにも大切なことですのでぜひ参考にしてみてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎