ビジネスで着るシングルチェスターコートのサイズ選びのポイント
カッコいい経営者の着こなし
こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。
最近、冬に向けてシングルチェスターコートのオーダーやお問い合わせが増えてきております。と言うのも、コートは仕上がりまで約1ヶ月半時間がかかるということで、実際に着る12月上旬から逆算するとちょうど良いタイミングと言えるからです。
先日、オーダー頂いたお客様からこんなご質問がありました。
「できればコートも相手への印象良く着たいんですが、コートのサイズってどれぐらいが適切なんですか?」
今日のブログはビジネスコートの王道であるシングルチェスターコートのサイズ選びのポイントについて書かせていただきます。
シングルチェスターコートとは
サイズ選びのお話の前に、まずはシングルチェスターコートについてご説明させていただきます。
シングルチェスターコートとはロングコートの代表格であり、スーツに合わせる定番コートのことを言います。元々はイギリス発祥で、チェスタフィールド伯爵が着ていたことが名前の由来と言われています。
見た目の定義は、テーラー襟が付いていることです。スーツのジャケットを長い着丈にしたようなデザインが特徴です。
それではサイズ選びのポイントについて書かせていただきます。
コートにおいてもお勧めなのはジャストサイズです。
と言うのも、
スーツの上に着る=ビジネスの場で着る
という前提があると思いますので、清潔感、信頼感、安心感などビジネスが上手くいくような印象を表現したほうが絶対良いです。それを表現できるのはやはりジャストサイズだと思うからです。
サイズ選びの4つのポイント
1.コートの肩のサイズ感
スーツ同様、コートも肩をジャストサイズで着ていただくことで清潔感のある印象がグッと高まります。肩線がしっかりと肩に乗っているものを選びましょう。
2.コートの身幅のサイズ感
もちろんジャストサイズがお勧めですが、スーツのジャケットの上に着ることを考えますと、ヌード寸法にフィットさせるわけにはいきません、ある程度のゆとりが必要になります。
目安として、コートの胸廻りの寸法が、胸囲の寸法からプラス17cm〜18cmであればちょうど良いサイズ感になりますので参考にしてみてください。
3.コートの袖丈
コートの袖丈はスーツとシャツの袖口が完全に隠れる長さがバランスの良い丈になります。スーツの場合は、シャツ袖を1cmほど出しますが、コートの場合は出さないほうが見栄えが良くなります。
4.コートの着丈
着丈は、流行もありますが、太もも〜膝上ぐらいの丈感がバランスの良い着こなしになります。
上記のポイントを意識していただければ、清潔感、信頼感、安心感などのビジネスの場に相応しい印象を持っていただけます。
「いつもスーツをビシッと着こなしているけど、コートの着こなしも素敵ですね!さすがです!」
こんな風に思われたら最高だと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎