スーツ着こなしで柔らかい印象を持って頂ける袖付け技法「マニカ・カミーチェ」とは?

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

スーツを通して経営者の皆さまに自信をお届けし、
その自信をビジネスに活かして頂くことで、
事業発展のサポートをさせて頂いております。

 

 

「高田さん、僕それほど堅苦しくないように着こなしたいんですけど、、そんな風にできますか?」

 

先日のお客様でこんな方がいらっしゃいました。

 

今日はスーツの着こなしで柔らかな印象を持って頂ける方法の一つをご紹介させて頂きます。

その方法とは「マニカ・カミーチェ」です。


マニカ・カミーチェとは

 

マニカ・カミーチェとは、肩にあえてギャザーを寄せる袖付け技法のことで、南イタリアのナポリを象徴する伝統的なスタイルです。「シャツ袖」「雨降り袖」とも言います。

 

 

 

 

マニカ・カミーチェ

 

 

通常のナチュラルショルダー

 

 


マニカ・カミーチェが生まれた背景

 

スーツの発祥地の英国では構築的な四角張った肩のシルエットが一般的です。英国に比べかなり温暖なナポリでは、あまりカチッとしたものよりも温暖な気候に合わせたものに変化していきました。できるかぎり軽くするため、シャツのような感覚のこの袖付け技法が生まれたと言われています。

 

私は昨年の6月にナポリに行ったのですが、実際に現地に行ってみるとよく分かりました。本当に暑く、シャツのような感覚で着たいというナポリの人の気持ちが理解できました。また、とても活気のある街で、その街を作っている明るく陽気な人々の気質がスーツの肩に遊び心を加えたのかなとも感じました。

 

 

とても分かりにくいですが、ナポリ紳士も確かにマニカ・カミーチェのジャケットを着ていました。

 


マニカ・カミーチェの特徴

 

ギャザーを寄せることにより、ナチュラルショルダーにはない丸み帯びた肩のシルエットを表現することができ、丸いシルエットにより柔らかい印象を与えることができます。また、肩廻りの着心地が良くなるというメリットもあります。

 


柔らかい印象を相手に持って頂きたい!
これまでと少しイメージの違うスーツが欲しい!

 

こんな方にマニカ・カミーチェはオススメな仕様です。

気になられた方はマニカ・カミーチェ(シャツ袖)にしたいと、高田にお伝えください!

 

 

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎