美しくシャツを着こなすためのサイズ選びのポイント

シャツ

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

約1ヶ月後にはクールビズシーズンが到来します。暑くなってきますと、一日中シャツ1枚で過ごされる方も多いかもしれません。

 

仕立て屋の意見としましては、経営者の方には暑い日でも、ジャケットを持ち歩いて頂きたいです。と言うのも、それだけで紳士的な印象を与えることができるからです。紳士的な印象は周りの方からの信頼にも繋がると思います。周りの方からの信頼は、必ずお仕事のプラスになります。

 

また、暑い夏には室内のエアコン対策にもなります。

 

そんなことも踏まえながら読んで頂ければと思います。

 

まず、アプンティート高田が考える美しいシャツの着こなしとは、ズバリ!

 

ジャストサイズです!

 

これはスーツと全く同じです。適切なサイズを着て頂ければ、美しく着こなすことができます。

それを大前提にポイントを書かせて頂きますね!

 

 

 

 


1.首のサイズ

 

まず首のサイズです。首廻りの適切なサイズは実寸プラス2cmがお勧めです。私は首廻りが36cmですので、38サイズを選んでいます。

プラス2cmはやや窮屈に感じられるかもしれませんが、首元が一番スッキリ見えるサイズ感です。首のサイズが大きいと、とてもだらしない印象を与えてしまいますので、大きくともプラス3cmまでがお勧めです。

 

 


2.裄丈


裄丈(ゆきたけ)とは首の後ろ中心から肩を通った腕の長さのことを言います。

ポイントは親指の根元まで測ることです。そうすれば、ジャケットを着て頂いた際に、ちょうど良い袖丈になります。

ジャケットの袖口からシャツ袖が1~1.5cm覗く丈感がバランスの良い美しい着こなしのポイントです。

 

 

 

 

 

このように、まずは首のサイズと裄丈が基本となるのですが、こんな経験はありませんか?

 

「首廻りと裄丈をしっかり測ってもらってシャツを買ったのに、とてもウエスト廻りのサイズが大きくて不恰好だ!」

 

確かに首と袖の長さが基本にはなるのですが、よく聞く失敗談です。

 

なぜそうなるのかと言いますと、首と裄丈のサイズが同じでもシャツは、メーカーやブランドによって、身幅(胸廻り、ウエスト廻りの寸法)が全く違うからです。身幅も意識して頂くことが必要です。

 

 


3.身幅

 

胸廻りのサイズは胸囲の実寸プラス15cmぐらいがお勧めです。ちなみに私は胸囲が86cmですので、胸廻り101cmのシャツを着ています。

ウエスト廻りはプラス10cmぐらいがお勧めです。私は細みのシルエットが好みなので、ウエスト実寸プラス8cmにしております。

こんなことも意識してシャツ選びをして頂ければ、より適切なサイズ感のシャツを買うことができます。

 

 

 

 

Afterはウエスト廻りがスッキリとしています。比較して頂くとBeforeとは印象が全く違います!

とてもキチンとした印象です!

 

 


4.着丈

 

また、着丈も意外に大切です。

着丈は裄丈マイナス3~5cmぐらいがお勧めです。少し長めですが、この丈であれば手を挙げてシャツの裾がパンツのウエストから出てしまうことはありません。

 

既製品には短めも多いのですが、短いと裾がウエストから出て、とてもだらしない印象を与えてしまいます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

折角、スーツをジャストサイズで着て頂いてもシャツのサイズが大きければ、素敵な印象を台無しにしてしまいます。

ジャケットを脱いだ際、印象の落差が大きい分さらにマイナスイメージかもしれません。また、高級なスーツを着ていたとしても、シャツのサイズが大きいと着心地が悪くなってしまいます。

 

巷には意外にサイズの大きいシャツを着ている方が多いです。そんな中、適切なサイズのシャツを選んで頂ければ、劇的に印象を変えることができると同時に、周りに大きく差をつけることができます!

 

ぜひ上記のポイントを参考にしてみてください。

 

 

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎