こんにちは！アプンティートの高田総一郎です。

秋冬を振り返るにはまだ早いかもしれませんが、ここまででオーダーを頂いた素材の傾向を取りまとめてみました。

２０１６年秋冬の色別のオーダー割合

（）内は２０１５年のデータ

グレー素材でのオーダー・・・４３％（２０％）
ネイビー素材でのオーダー・・・４１％（６７％）
茶系素材でのオーダー・・・６％
黒素材でのオーダー・・・４％（８％）
その他・・・６％（５％）

※スーツのオーダーを頂く際にはカウンセリングの基、お客様に合わせて、まずは私から生地のご提案をさせて頂いております。お客様のご要望やなりたいイメージなど、打ち合わせをしながら生地を決めていきます。

この秋冬は本当にグレーカラーの素材でオーダーを頂くことが多かったです。昨年と比較してみても、かなり割合が伸びております。理由は２つあるように思います。１つ目は、グレーの注目度が高まったという点です。「英国グレーへの原点回帰」など雑誌でグレーが特集されることが多かったことが理由ではないかなと思います。実際に、雑誌からのイメージの指定も多かったです。２つ目にリピートのお客様からのオーダーも多かったという点が挙げられます。「前回はネイビーで作ったから、今回はグレーでオーダーしたい！」という方もグレー全体の２０％ほどいらっしゃいました。

グレーで一番オーダーが多かった素材は？

グレーの中でも最もオーダーが多かった素材はシャークスキンという無地柄素材です。

遠目に見ると無地なのですが、近くで見ると鮫肌のようにも見えます。００７のジェームズボンドも着ています。

引用元：Pinterest

表面の柄が全くの無地にはないややオシャレな印象を与えることに加え、グレーならではの知的な印象も同時に与える素材です。

スーツの本場ヨーロッパでは、グレーはネイビーよりもドレッシーな色とされています。日本のビジネスシーンにおいてもグレーは、信頼感や安心感ある印象を与えることができますので、定番的な位置づけです。これまでネイビー一辺倒だった方もこの機にグレースーツを試されるのも良いかと思います。

ぜひ参考にしてみてください！

愛知県名古屋市東区葵

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito（アプンティート）

代表　高田総一郎