スーツのボタン:意外と知らない留め方マナー
カッコいい経営者の着こなし
こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。
ビジネススーツはシングルの2つボタン、3つボタンが一般的ですが、実はボタンの留め方にはマナーがあります。今日はそのマナーをご紹介いたします。
ボタンを留める意味
ジャケットのフロントボタンを留めれば、より丁寧な印象を与えることができます。お客様の前や会議の際などかしこまったシーンではボタンを留めると良いと思います。
また、最近、スマートフォンのカメラが一般的ですので、記念撮影をされることも多々あると思いますが、その際、さりげなくボタンを留めれば紳士的な印象を与えることができると思いますのでオススメです。
留めてはいけないボタン
2つボタン、3つボタンのスーツ共に一番下のボタンは原則留めません。飾りと考えて頂いて大丈夫です。一番下のボタンを留めますととても野暮ったい印象を与えてしまいます。なぜなら、スーツのシルエットは、留めるべきボタンのみを想定して構築してあるからです。
下のボタンを留めるのはNGです!
2つボタンのスーツ
2つボタンのタイプは、上のみを留めます。
3つボタンのスーツ
上2つのボタンを留めます。
引用元:NEWYORKER
段返りの3つボタンスーツ
段返りとは、1つ目のボタンの位置で襟(ラペル)が返っているタイプのスーツを言います。このタイプは、真ん中のみを留めます。こちらも上のボタンと下のボタンは飾りと思っていただいて大丈夫です。
座っているときのボタンマナー
立っているときはボタンを留め、座っているときはさりげなくボタンを外すのがスマートな着こなし方です。座っているときにボタンを留めていては、不恰好なシワができ、エレガントさに欠けてしまいます。
細かいことではありますが、マナーを知り、意識すれば、スマートな着こなしができ、キチンとした印象を与えることができます。また、知識を身につけて頂くことで、自信にもつながり、どんな場所でも堂々と振る舞えると思います。基本的なマナーですので、ぜひ参考にしてみてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎