スーツの着こなし:清潔感を印象づけるポイントとは?
カッコいい経営者の着こなし
こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。
経営者にとってどんな場面でも清潔感はとても大切だと思います。特にビジネスシーンでは清潔さを欠いてはお仕事も人間関係にも大きなマイナスを及ぼすのではないでしょうか?
今日は私が大切にしている、周りに清潔な印象を与える着こなしのポイントについて書かせて頂きます。
清潔な印象を相手に与えるには、私は”バランス”が大切だと考えています。汚れやシミなどがスーツやシャツにないことは大前提です。
周りに「理由は説明できないけど、何かあの人清潔感があってカッコいい」という方はいらっしゃいませんでしょうか?
そういう方は一つ一つのルールを守り、バランス良く着こなしているのだと思います。
ジャストサイズのスーツを着る
細みのサイズ感である必要はありませんが、あまりにオーバーサイズではだらしない印象を与えてしまい、清潔さとかけ離れてしまいます。
ジャストサイズのポイントとして、肩がジャストであることが大切です。肩がジャストサイズのスーツであれば全体的にバランスがまとまり、清潔な印象を作ることができます。
ジャケット後ろ襟から1~2cmシャツ襟を覗かせる
見える部分だけではなく首の後ろ部分にも注意を払うことが大切です。ジャケットの後ろ襟から、ちらっとシャツ襟が覗くだけで正装感が高まります。
ジャケットの袖口からシャツ袖を1cm~1.5cm覗かせる
ジャケットの袖口からシャツ袖を覗かせればバランスの良い清潔感のある印象を与えることができます。真っ直ぐ立ち、自然に腕を下げた状態で覗かせると良いです。その際、左右対称になるようにしましょう。左右の腕の長さが違う方が稀にいらっしゃいます。(学生時代にテニスをやってらっしゃった方など)そういう方は、袖丈詰めのお直しをされるか、オーダーで作られることをオススメ致します。
ネクタイの大剣先はベルトにかかるぐらい
ネクタイには正しい長さがあります。大剣の先がベルトのバックルにかかるぐらいが最適なバランスです。短すぎても、長すぎても不自然なバランスになってしまいます。
この際、小剣が大剣よりも長くならないように注意しましょう。ヨーロッパブランドのネクタイはそもそも長いので、プレーンノットでネクタイを結ぶと小剣のほうが長くなってしまうことがあります。
そういう時は、小剣を内側に折り込むか、パンツの中にしまうと良いと思います。
ベルトの穴は中央の一つだけを使用する
スーツスタイルにおいて、ベルトは目立たないほうが良い小物であるため、できるだけシンプルなものを選ぶと良いと思います。幅は3cmがオススメです。
ベルトに開けられた穴は大体5つですが、使用するのは中央の穴のみです。他の穴は飾りと思っても間違いではありません。
中央の穴を使用すればバランスの良い印象を与えることができます。
靴は紐付きの靴を履き、キレイに磨く
スーツに合わせる靴は紐付きであることが鉄則です。折角、スーツをドレッシーにバランスよく着こなしていても、靴がローファーのようにカジュアルな靴ですとバランスが崩れてしまいます。
ドレッシーな靴でしたら、ストレートチップという形がオススメです。黒のストレートチップは、ビジネスはもちろん、冠婚葬祭すべてのシーンで履くことができます。
ストレートチップ
例外もあります。紐なし靴のモンクストラップは、唯一の例外としてスーツに合わせることが認められています。
モンクストラップ
靴はキレイに磨くことが鉄則です。素晴らしい高級靴でも汚れていては台無しです。身だしなみは足元からです。キレイに磨いた靴を履くようにしましょう。
パンツの中央にきちんと折り目を入れる
パンツの中央にきちんと折り目(クリースライン)を入れれば、足を細く見せることができますし、立ち姿がとても美しくなります。逆に折り目が無ければ、バランスが悪く、だらしない印象を与えてしまいます。
1日履き終えた後に折り目が消えかけていないかを確認し、消えかけていれば、アイロンで折り目をいれましょう!
上記のポイントを意識して頂き、バランス良く着こなして頂ければ、清潔感のある印象を与えることができます。
ぜひ参考にしてみてください!
愛知県名古屋市東区葵
経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)
代表 高田総一郎