オーダースーツのお台場仕立てとは高級な仕様なのか?

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

今日はスーツをオーダーされる際にはぜひお勧めしたい「お台場仕立て」について書かせていただきます。

 

お台場仕立てとは、ジャケットの見返し(裏側)の内ポケットの部分の仕様のことで、既製品でもごく稀に使われているのですが、オーダーであれば自由に選択することができます。

 

お台場仕立て

 

 

R台場

 

 

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お台場仕立てにもいろいろ種類がありますが、もっともグレードの高い仕様です。その形状がRに似ていることからR台場と呼ばれています。

 

 

お台場仕立てではない仕様

 

 

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ほとんどの既製品ではこの仕様が使われています。違いが分かるでしょうか?こちらは裏地に直接ポケットが施されています。

 

 

お台場仕立てのメリット

 

お台場仕立てでスーツをオーダーされますと、見えない部分にもこだわりを持っているという、ちょっとした特別感を感じることができます。

 

また、スーツのことをよくご存知な方にチラリと見えた場合、「オーダースーツだな。スーツにこだわりのある人なのかな?」と思ってもらえると同時に、それがきっかけで声をかけられ、ご縁が繋がるかもしれません。

 

また、ジャケットの耐久性を高めるという側面もあります。裏側にもスーツ生地を使用するということで強度が増し、丈夫になります。

 

 

お台場仕立ての発祥地

 

お台場仕立ての発祥の国はイタリアで、広くお台場仕立てが普及しています。逆にスーツ発祥国である英国では、お台場仕立ては一般的ではありません。イタリアの気候やイタリア人の気質により、お台場仕立てが生まれたと言われています。

 

イタリア(特にナポリ)では、できる限りスーツを軽く、柔らかく作るという考え方が強いです。比較的気候が温暖であることと、スーツを軽やかに仕上げることで、ファッション性を追求したいというイタリア人ならではです。そんな理由から、柔らかい生地を開発したり、軽く薄い芯地(スーツ生地の内側に貼られている型崩れを防ぐためのもの)を使用するようになりました。それでは、強度が低いということで、強度を増すためにお台場仕立てが考えられたのです。

 

逆に冬がとても寒い英国(私も1月にロンドンに行ったことがありますが、経験したことのない寒さでした。)では、ファッション性よりも防寒性が優先されるため、分厚いスーツ生地、厚めの芯地が使用されます。あえてお台場仕立てを採用する必要がないのです。また、ファッションよりも伝統を重んじる英国人の気質も影響しているかもしれません。

 

 

 

日本におけるお台場仕立ての意味

 

昔は裏地の強度が今よりも断然弱く、着用を重ねるうちに表地よりも先に寿命が来るということがしばしばありました。そんな際には裏地をすべて取り替えていたようです。

裏地を取り替える際、内ポケットを解くということが大変難しく、ポケットを傷めてしまうということがあったため、解く必要のないお台場仕立てが日本でも一般的になりました。

 

 

 

名前の由来

 

お台場と聞きますと、てっきり東京湾のスポットをイメージされるかもしれませんが、実はそうではありません。江戸時代末期に東京湾に来る異国の船から日本を守る砲台場に形が似ていることから付けられた名前だそうです。

 

 

お台場仕立ては高級

 

製造段階で一手間を加えることと、裏地を取り替える際に商品が傷むことがないということで高級仕立てとされてきました。現在ではよほどのことがない限り、裏地を取り替えるということはありませんが、昔からの名残で今でもお台場仕立ては高級な位置付けです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

お台場仕立ての意義をご理解いただけたのではないでしょうか?

 

神は細部に宿る」というように、見えない部分にもこだわりを持つということが経営者に相応しい着こなしなのではないかと思います。

 

アプンティートでは、経営者の方々のカッコいい着こなしのお手伝いを少しでもしたいということで、基本的にはすべてのスーツにR台場仕立てを標準でお付けしております。

 

ぜひ特別感を感じていただければと思います!

 

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経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎