スーツにおけるイタリア生地とイギリス生地の違い

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

スーツ発祥の国イギリス(以下英国)、独特のスーツ文化を築き上げているイタリア、この2つの国にはたくさんの老舗服地卸商があります。

 

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英国には、ハリソンズオブエジンバラ、テイラー&ロッジ、ホーランド&シャリー、マーチンソンなどの服地卸商があります。

 

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イタリアでは、エルメネジルド・ゼニア、ロロ・ピアーナ、カノニコ、カチョッポリなどが有名です。

 

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それぞれ一流のブランドであり上質な素材を展開しておりますが、英国の生地とイタリアの生地とではその特徴に違いがあります。

 


耐久性があり、かつカッチリ仕上がる英国素材

 

英国素材は基本的に分厚く、重量感があるため、シワになりにくく耐久性に優れているという特徴があります。

スーツを仕立てるとカッチリとした構築的なスーツが仕上がります。

 


スタイリッシュで色っぽさのあるイタリア素材

 

イタリア素材は基本的に軽く、柔らかく、光沢があるため、見た目にお洒落感が出ます。

スーツを仕立てると、艶っぽく見栄えの良いスーツに仕上がります。

 


気質と気候が関係している

 

対照的な作り方をしている両国の素材、伝統を守る英国人、陽気なイタリア人、そんな気質の違いが生地の特徴に反映しているだけかと思っていたのですが、現地に行ってみるとそれ以外の理由もよく分かりました。

 

イギリスの冬は本当に寒いです。寒い冬をしのぐためには生地を分厚くし、暖かくしなければならないということ、逆にイタリアの気候は比較的温暖であるため、できるだけ生地を軽く作り、ラテンの気質も相まってスーツに遊び心を追求しているということ、いつも大変お世話になっている同業の社長からお話を聞いていた通りでした。

 


日本ではイタリア素材が支持されている

 

最近の日本では、軽やかさや、艶やかで色っぽさのあるイタリア素材で作ったスーツに人気が集まっています。雑誌の影響などもあると思いますし、日本も世界的な温暖化の影響で昨今では冬の寒さが年々軽減され、その代わり夏の気温が40度近くになることも多々あるということも理由の一つかもしれません。

多くの既製品のブランドもイタリア素材を使用している場合が多いです。

 


アプンティートではイタリア素材を多く展開しております

 

経営者の皆様のビジネスでの成功にフォーカスしながらスーツを仕立てさせていただいておりますので、お洒落でスタイリッシュに仕上がるスーツに袖を通していただくことで、会社では社員の方々から自慢の社長だと言われ、交流会では次々と新たな出会いに恵まれる、そんな体験を提供させていただきたいと考えております。

 

また、スーツの素晴らしさを実感していただくと同時に、自信をお届けし、その自信をビジネスに活かしていただけたら幸いです。

 

 

愛知県名古屋市東区葵 

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎