上場したライン社長出澤剛さんのカッコいいスーツの着こなし

カッコいい経営者の着こなし

 

こんにちは!アプンティートの高田総一郎です。

 

先日、メッセンジャーアプリ国内最王手のLINEが東証1部に上場を果たしました。経営者である出澤剛さんがとてもカッコよくスーツを着こなされていたので、今日はそのカッコいいポイントについて書かせていただきます。

 

見たところ、おそらくオーダースーツなのではないかと思います。

 

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引用:ついに日米同時上場のLINE! 出澤社長が語った「陣取り合戦は終わった」の先にある戦略とは
https://speed.rbbtoday.com/news/article/72217

 


ドレッシーなグレーカラー

 

チャコールグレーということで、出澤さんの雰囲気に相応しい上品で落ち着いた印象を作っていると思います。

 

グレーやネイビーはスーツの定番カラーですが、グレーは、より安心感や信頼感ある印象を作ることができます。ヨーロッパでは、ネイビーよりもグレーのほうがドレッシーな装いだとされています。

 


カッコよさの秘訣は適切なサイズ感

 

肩幅がジャストサイズ

 

スーツのシルエットは99.9%肩で決まると言っても言い過ぎではありません。出澤さんの肩幅はピッタリのジャストサイズだということで、とても素敵な印象を作れています。

 

肩幅と身幅(胸回り、胴回り)はある程度比例します。肩幅がジャストサイズであれば、胸回りから胴回りにかけて美しいシルエットを構築することができます。逆に肩幅が大きければ、すべてがオーバーサイズになってしまいます。

 

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このように肩幅が広いジャケットだと身幅まで大きくなってしまいます。

 


袖のバランスが良い

 

ジャケットの袖口からシャツ袖が1cmほど覗いています。細かいことですが大切なバランスです。長すぎても短すぎてもだらしない印象を作ってしまいます。

 


胴回りがジャストサイズ

 

身体の美しいシルエットをサイズ感で表現できていると思います。ボタンの周りにややシワがありますが、シルエットを構築するための美しいシワです。

 


ラペル(衿)の幅のバランスが良い

 

オーソドックスな8cmぐらいだと思います。ネクタイの幅とラペルの幅をほぼ同じにすることで、とてもバランスがよくなっています。

 


アームホールが浅い

 

アームホールを浅くすることによって、腕と身体に隙間ができ、よりスレンダーに見せることができます。

 

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首元から誠実なイメージを表現

 

シャツ衿がセミワイド衿

 

セミワイド衿は誠実な印象を作るのに最も適した衿の型です。ジャケットのラペルにきれいに収まる衿の長さにすることもポイントの一つです。

 


ネクタイのノットとディンプル

 

シャツ衿の大きさに対してネクタイのノット(結目)の大きさのバランスが良いです。

 

また、ノットの下のディンプル(くぼみ)が立体感のある首元を表現しています。

 


首元は嫌でも目につく部分ですので、適切なシャツ衿を選び、ネクタイをきちんと締めることでとても誠実な印象を作ることができます。

 


細かいディティール

 

ボタンのカラー

 

生地同色にすることで、よりエレガントな印象を作っています。

 


ポケットチーフ

 

白のポケットチーフを使用することで、とてもドレッシーな印象を作っています。今回の全体的な雰囲気にピッタリのチーフをセレクトしていると思います。


本当にお手本のような着こなしだと思います。一つ一つは細かいことですが、どれが欠けても良いということはなく、きちんと細部までセオリーを意識することで、出澤さんのように素敵に着こなすことができます。

 

ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

愛知県名古屋市東区葵 

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎