イタリア、イギリスで感じたこと⑵

イタリア出張

 

おはようございます!アプンティートの高田総一郎です。

 

今日は、前回からの続きです。ロンドンで感じたことを書かせていただきます。


前回のブログ→イタリア、イギリスで感じたこと⑴

 

ロンドンは本当にビックリしてしまうほどの大都会でした。

 

ホテル近くのオックスフォードサーカス駅周辺は、歩行者天国のようになっており、初詣のように人で溢れかえっていました。

 

東京でもまず見たことのない人の多さに非常に驚きましたし、趣のある建物や街の中に世界遺産があるということに大変感動しました。

 

そんなロンドンの街中にあるサヴィルロウというストリートに行ってきました。

 

さびImage

 

サヴィルロウとは、紳士服の聖地と言われており、テーラーのお店が数多く立ち並んでいます。

 

聖地と言われているだけあって、風格が漂うストリートなのですが、人通りは非常に少なかったです。

 

疑問に思い、現地の方に聞いてみました。

 

最近のサヴィルロウは、お店が移転したり、人も離れており、悪く言うと、少し寂れているとのことでした。

 

その理由は、新しきを受け入れるスタンスがなく、支持されなくなっているから、ということでした。

 

個人的には、伝統を守ろうとするその姿勢が好きですが、ファッション業界において、古いと位置付けられてしまうことは、致命的なことです。

 

サヴィルロウのテーラーには大変申し訳ないですが、

 

「そうはなってはいけない。」と強く感じました。

 

’’ファッションはバランスが大事’’

 

よく言われますが、それは着こなしのことだけでなく、働く人間の頭の中にも言えることだと思います。

 

’’明確なスタンスを持ちながらも、他人の言うことにも耳を傾ける’’

 

仕事を長く続け、成功すればするほど難しいことなのかもしれません。

 

僕は、常に謙虚に、学ぶ意識を持ちながら、バランスのとれる人間でありたいと考えます。

 

そんな姿勢を継続するためにも、年2回のピッティウォモへの訪問を続け、最新のファッション情報、トレンドを肌で感じてくるとともに、服飾の本場ヨーロッパの街や人の新鮮な空気に触れることが非常に大事だと感じました。

 

世界の最新トレンドをいち早く理解した上で、かつ、自分の仕事には絶対的なこだわりを持つ。

 

そんなスタンスからブレることなく、他に類を見ないテーラーに成長できるように頑張っていきたいと思います。

 

 

愛知県名古屋市新栄

経営者専門オーダースーツサロン Appuntito(アプンティート)

代表 高田総一郎